ティク・ナット・ハン禅師『愛する』出版イベントに参加して(前半):愛するというマインドフルネスの実践
5/21(土)にティク・ナット・ハン禅師(以下、タイ。ベトナム語で先生の意味。)『愛する』出版イベントに参加してきました。会場は、渋谷のデイライト・キッチン。
珍しく夫も一緒に参加してくれました。イベントのテーマにぴったり?!
フランス・プラムヴィレッジから来日中の2人の尼僧(日本人のシスター・チャイ、英国人のシスター・デデュケーション)をお迎えしてのスペシャルイベント。
特に、シスター・デュケーションのお話を聞くのは初めてだったので、とても楽しみにしていました。
坐る瞑想、法話、食べる瞑想、質疑応答、リラクゼーション、とたっぷり3時間を過ごしました。
このシスターは、21歳頃からティク・ナット・ハン禅師の伝統に基づくマインドフルネスの実践を始め、ケンブリッジ大を卒業後、元BBCニュースのプロデューサーを経て、30歳前後で出家されたそうです。現在、出家から9年ほどになるそうです。
バリバリのビジネスパーソンとして、現代社会の荒波も身体で体験しながら、18年間にわたってこのマインドフルネスの実践を続けてきたシスターのお話はとても現実的で親近感が持てました。
音楽家のパートナーと共に出家することを合意したときのエピソードは、本当に感動的でした。
特に印象に残ったセリフをシェアします(私の記憶によるものです)。
「愛する」というマインドフルネスの実践について
人を愛するためには、自分を愛することが必要です。愛することは、技術(art)です。
泳ぎ方が体得していない人が、溺れている人を助けることはできません。
それと同じで、自分を愛すること(その技術を習得すること)ができてはじめて、自分以外の人を愛することができます。
自分を愛するために、一番先にできることは、自分の身体を愛する(ケアする)ことです。
私達はいつも自分に身体があることを忘れて暮らしています。
十分な睡眠、運動、身体に良い食事を心がけることを通して、自分の身体を慈しむことは、自分を愛することの第一歩です。
コミュニケーションを通じた慈悲の実践について
人の愚痴をを持って傾聴するという実践はとてもチャレンジングです。
その時に自分を守るのが、相手の苦しみに共感する慈悲の気持ちです。
慈悲の気持が、相手からの否定的なエネルギーから自分を守るのです。
自分の限界を尊重すること、時に、NOと言うことは大切です。
10分・20分・・と十分に聴き続けて、自分のエネルギーが消耗してきたと感じたら、直接・間接的な方法で、その場の空気を切り替える(まるで”CDを交換する”かのように)ことが自分も相手も守ります。
長くなってきたので、次回に続けます。>>coming soon!
なるほど、と感じた、”CDの交換方法”についてシェアします。
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↓↓「自分を愛する」を実践する↓↓
★特別イベント、参加者募集中!★
◎「セルフケアのためのクリパルヨガとマインドフルネスの一日リトリート」
【残席6】7月16日(日)10:30-16:30
自分を愛する実践を深める一日。
◎野崎真希さん(まっきーさん)による特別代行クラス
・6/6(火)19:30-陰ヨガ 予約
・6/10(金)10:30-クリパルヨガ 予約
・6/11(土)10:30-マインドフルネス・ヨガ 予約
★通常クラスで、日々のセルフケア。体験者、募集中!★
・火曜日10:00- マインドフルネス・ヨガ
・火曜日19:00- 陰ヨガとクリパルヨガ(リラックス)
・金曜日10:30- クリパルヨガ(リフレッシュ)
・土曜日10:30- マインドフルネス・ヨガとクリパルヨガを隔週交互に
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【おまけ】
イベント終了後に、シスター、オーガナイザー、ボランティアスタッフ達で記念撮影。この後、アイスクリームの瞑想をしに行きました^^♪
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