吉田雄介さんは、神奈川県在住の60歳・会社員の男性です。

ヨガ経験はありませんでしたが、ネット検索で本セッションを見つけて可能性を感じ、週に1回のペースで10回コースを体験されました。

ご本人の協力を得て体験談をお伺いしました。

*雄介さんの初回体験時の声はこちらです。

1. 今回、フェニックス・ライジングヨガ・セラピーの10回コースを受けようと思った動機はなんですか?

身体を通して自分自身とのつながりを取り戻したいと思ったのが動機です。

子ども時代を機能不全家族で育つ中で、感情を抑圧し、思春期になると、自分の感情がよくわからず、自分がない、という感覚に苦しみました。

それから長いこと、対人関係への恐れや生きている実感のなさ抑うつや不安症などの様々な症状を、アルコールの酔いの力で回避し、埋め合わせてきましたが、それもやがて底をつきました。30代後半からは、カウンセリングや自助グループ、医療など、こども時代のトラウマからの回復を、様々な場に求めてきました。

その効果もあって、数年前から、抑うつや不安症などの症状が緩和され、少しずつ楽に生きられるようになってきたと感じていましたが、最近になって、職場での対人関係から、再び抑うつや空虚感にとらわれるようになりました。

そのことをきっかけに、これまでのような対症療法ではなく、根本的な回復に取り組まなければ、平安な心で豊かな人生を送ることはできないと感じ、書籍やインターネットなどの情報を探索し、ヨガセラピーにたどり着きました。

私は感情を頭で考えてコントールしようする傾向があるので、これまで受けてきた一般的なセラピーはほとんど効果がなく、身体を通して自分の内面にアプローチするヨガセラピーに、大きな可能性を感じたのです。

問題の深さから、2,3回のセラピーでは解決できないことが自分でもわかっていたので、10回コースを受けさせていただくことにしました。

2. セッションの全体的な満足度を教えてください。

□極めて満足 ■結構満足 □まあまあ満足 □多少満足 □全く満足していない

3.実際に、セッションを受けてみてどうでしたか?全体的な感想を教えて下さい。

良い意味で期待はずれでした。

当初私が期待、想像していたのは、抑圧してきた情動、感情がセラピーを通して表出し、それらを生き生きと感じている自分だったのです。

実際のセッションは、見過ごしてしまいそうな微かな身体の感じや内面の変化を、セラピストの助けを借りながらすくい上げていく作業でした。

それでも、回を重ねるうちに、自分の中で起こっているこれらの小さな変化にも意味があって、人生とつながっているということを少しずつ実感するようになりました。

10回のセッションを終えてみて、このセラピーには、自分が頭で描いた期待を超えた広がり、可能性があると感じています

4. セッションから具体的に何を得ましたか?日常生活や人生にどんな変化がありましたか?

セッションを2,3回受けた頃から、いつもセッションの中でやっている、「呼吸を意識し、自分の中で起こっていることに目を向ける」、ことを日常の中でも意識してやっているうちに、深い抑うつや空虚感にとらわれることがほとんどなくなりました

自分の内面、身体の感じに意識を向けることで、周囲や相手にとらわれることが少なくなったからではないかと思っています。

また、セッションでの気づき、得たものを日常の中でも試してみることで、これまでの受け身で流されるような生き方にも、少し変化が出てきたように感じています。

毎回のセッションの始めにその日の「意図」(テーマ、求めるもの)を設定しますが、私は、最初の頃は「自分の身体や内面で起こることをありのままに受け止める」ことを意図として設定していました。

意図を設定することの意味がよくわかりませんでした。しかし、これも回を重ねる中で、セッションの最後の振り返り・統合のときに、「あなたの意図があったから実現したんですね」とセラピストから言われて、実際にヨガのポーズを通して体験したこと、気づきが、自分の意図とつながっているということが実感できました。

そして、セッションの時間と同じように、日常生活でも朝、その日一日の意図、自分のあり方を頭に思い描いてから一日を過ごすようにしてみたら、仕事中の休憩時間や問題にぶつかって感情が乱れたときなど、立ち止まって、今の自分はどうだろうか、これからどうしたらいいだろう、と能動的に考えることもできるようになりました。結果は別にして、一日の終わりにくよくよと後悔することはなくなりました。

5. これまでで最も印象的だったセッション中の体験や気づきを具体的に教えてください。

5回目のセッションで、身体をサポートしてもらいながらポーズを保っているとき、「呼吸を続けてください」「(自分の中で)今何が起こっていますか」などの声かけに応えつつ、身体の感じに意識を集中していると、お腹の中に「何かある、何かいる」ことが感じられたことがありました。

それはただそこに「ある」だけでしたが、確かな存在で、それを感じていると安心感のようなものがありました。これが自分を感じる、自分とつながっているということなのかも知れないと思いました。

これまで常に自分がない、自分の内側が空っぽのような感覚にとらわれてきた私には、とても新鮮な体験でした。

6. 10回のセッションを受けてみて、堀桃代のセラピストとして優れていると感じる点を教えてください。

①セッション中に私の中で起こっていること、感覚を、適切な言葉で表現するためのサポートができること。

  • 私が言葉を探しあぐねているときに、「それはこういうことですか、それともこういうことですか」と問いかけてくれる言葉の中に、自分が表現したかった言葉を見つけることができたということが何度もありました。
  • 自分の中で起こっていることを適切な言葉で表現できたことで、感覚が単なる出来事としてではなく、私の中で体験となり、経験として蓄積することが可能になったと思っています。

②主役はあくまでもクライアントの私自身であると同時に、セラピストはそれに寄り添い、サポートしてくれていることを常に感じさせてくれること。

  • 私が何を感じても、感じなくても、そして、それをどう表現しても、評価や判断をせずにありのままに受け止めてくれていることが、言葉や表情、態度から伝わってくること。
  • 感じることや、それを表現することに強い恐れのある私に、安心と勇気を与えてくれる不可欠のものでした。

7. まだセッションを受けたことがない人に、セラピスト堀桃代を紹介するとしたら、どのように紹介しますか?

安心して委ねることのできる人です。

8. フェニックスライジングヨガセラピーのセッションを一言で表すと、どんなセッションですか?どんな人に勧めたいですか?

安心、安全の中で身体を通して自分自身と出会い、自分に本当に必要なもの、望むものに気づき、そしてそれに向かっていくための具体的なサポートが得られる場。

自分自身のことを理解し、自分に正直に生きたい人に勧めます。

9.またセッションを受けたいと感じますか?YESだとしたら、どんな時に受けたいですか?

YES。今回の10回のセッションは、長い回復の旅の出発点になったと感じています。この後も継続してセッションを受けたいと思っています。

今後の人生、生活の中で、目先のことや周囲にとらわれて、方向性を見失いそうになったときは、またセッションを通して、自分の内側の声を聞くサポートをしてほしいと思っています。

8.その他、セラピストに、メッセージあればご自由にお願いします。

この場所にたどり着くまで、長いことかかりました。これから先の回復の旅路も、長くなりそうですが、サポートをよろしくお願いします。

(アンケート回答は以上です)

雄介さんは、顔写真の掲載にも快く協力してくださいました。

貴重な体験をシェアしてくださり、ありがとうございました!

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フェニックス・ライジング・ヨガセラピーのセッションでは、今この瞬間にある身体からアプローチし、マインドフルネス瞑想、呼吸法、対話を通じて、身体・感情・心・精神という自分の全存在に効果的に向き合います。

セッションは、セラピストに心身ともに完全にサポートされた形で進行し、クライアントはただリラックスして、セラピストのガイドに従って今この瞬間の身体の体験に気づきを向けていくだけです。

30年の実績のある米国では、自分への気づきと成長を促すホリスティックなワークとしてだけでなく、トラウマ・依存症・鬱・不安障害・慢性疼痛などの回復のための補助療法としても活用されている実績があります。
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