ヨガホーム のオンラインサンガとは?
サンガとは、瞑想やヨガなど精神的実践の『実践者のコミュニティ』の意味です。サンガの中で、指導者と仲間と共に実践をすることは、ブッダの勧めた実践法です。なぜなら、一番楽で、安全で、楽しく、効果的な方法だからです。
一人一人の精神的な実践と人生の拠り所になる慈悲にあふれたサンガづくりは、ヨガホームの活動のミッションの一つであり、地域的なヨガコミュニティづくりに取り組んできました。
これは、月に1回のオンライン版です。日常生活の仕事や家庭のプロジェクトから自分を解放して、素の自分にもどって、心身を休め、生きる指針、活力、インスピレーションを得られる場(ホーム)になればと願って運営しています。
ヨガや瞑想経験に関わらず、どなたでも1回から参加できます(定員あり)。
テーマは、私の中に生きる軸をつくる:ヨガの10の幸せのコンパス(ヤマ•ニヤマ)
先人たちが実践の中から確立していきた<ヨガの10の幸せのコンパス>(ヨガスートラのヤマ・ニヤマ)を月1回、1つずつ取り上げます。この限りある人生を、幸せに主体的に生きていく上で必要な自分自身や他者への関わり方を、講義と実践と参加者同士のシェアリングを通して、体験的に学び、それを日常に生かすサポートの場にしていきます。
*ヨガの幸せのコンパス(ヨガスートラのヤマニヤマ)については詳しくはこちら >>
講師からメッセージ
実践に出会う前の私は、寝る間も惜しんで、馬車馬のように走り続ける人生でした。勉強や仕事や家庭のプロジェクトに精一杯で、自分の体や心を酷使し続けました。その結果、トラウマと鬱の症状を発症し、回復まで大変苦しい思いをしました。そして、ヨガと瞑想の実践に出会えたおかげで、私の人生は180度変化しました。
ヨガと瞑想の実践が教えてくれたことは、今ここにいる「生身の私自身」を大切にすることが何よりのスタート地点であるということです。自分への優しさや慈悲の実践こそが、本当の意味での他者や社会への貢献の原動力にもなります。そして、誰もが望んでいる幸せな人生も、自分への慈悲の実践によってできていると確信をもつようになりました。
私は、ヨガの実践に出会い、「人生は1人で孤軍奮闘しなくていい」と分かりました。幸せに生きるための知恵と実践は、何千年も前からの先人たちの経験から明らかに伝えられています。そして、共に学び実践する仲間や、サポートしてくれるメンターの存在も、この人生を有意義に楽しく生きるのに欠かせないサポートだと感じています。
一期一会で、共に実践できるのを楽しみにしています。
どなたも心から歓迎いたします。
堀桃代
自由が丘瞑想会のメンバーと(2018年、講師は後列右から2番目)
開催概要
【日時と内容】
月1回、原則第4日曜日の10:00-13:00
- ウォーミングアップとチェックイン(15分)
- 講義(60分)
- ヨガ実践(60分)
- シェアリング(30分)
- 終わりの瞑想とチェックアウト(15分)
- 13:00-希望者は、食べる瞑想(〜13:30頃まで)
■前半:ヤマ
- 1月30日(日)①「自分への慈悲と優しさを実践する」(アヒムサ/非暴力)
- 2月27日(日)②「自分に対して誠実・正直でいる」(サティア/正直)
- 3月27日(日)③「自分に対して積極的に与える」(アステア/不盗)
- 4月24日(日)④「自分の心身のエネルギーを適切に使う」(ブラフマチャリア/禁欲)
- 5月22日(日)⑤「必要ないものを手放す」(アパリグラハ/無執着)
- 6月26日(日)【マインドフルネス&ヨガ1日リトリート】(9:30-16:30、申込み別途)
■後半:ニヤマ(※12月を除き、基本的に第4日曜日です。講師の子供の転園先の外せない予定が入った場合のみ、9月以降の日程は変更になる場合があります。)
- 7月24日(日)⑥「心身の純粋さを保つ」(サウチャ/清浄)
- 8月28日(日)⑦「すでにあるもので幸せを感じる」(サントーシャ/知足)
- 9月25日(日)⑧「新しい習慣を作っていく」(タパス/鍛錬)
- 10月23日(日)⑨「自分への理解を深めていく」(スワディヤーヤ/自己学習)
- 11月27日(日)⑩「自分を超えた大きな存在に委ねる」(イシュヴァラ・プラニダーナ/帰依)
- 12月18日(日)【マインドフルネス&ヨガ1日リトリート】(9:30-17:00予定、申込み別途)
【運動量】小〜中程度(自分の体調に応じて調整できます)
【参加対象】ヨガや瞑想が全くはじめて〜経験者、指導者まで。
【定員】12名(通年参加の方優先で、空きがある場合は単発参加ができます)
【参加方法】オンライン通話アプリZOOMにて
※ご自宅からインターネットを通じて、タブレット、パソコン、スマホから参加できます。パソコンにはマイク機能が必要です。設定のため事前に数分かかります。詳細は、申し込み後の折り返しメールにてご案内します。
【講師】堀 桃代
【持ち物、準備】
- 動きやすい服装
- 飲み物
- クッションや座布団(座るときにお尻の下に敷くもの)、または椅子
- 書くもの(ノートとペン)
- もしあれば、ヨガマット、ブランケット(横になった体にかける)、タオル(アイピロー)、ヨガブロックなど。
- できる限り静かで集中できるプライベートなスペース。それぞれ自宅からの参加になりますが、育児や介護などの緊急事態を除き、電話や来客対応などを控えてクラスに集中する意図を持つことで、より深い気づきを得られる自分のための時間になります。
【受講費】2,000円以上のドネーション(献金制)
- 受講費の支払いもヨガ実践の機会とするため、参加者一人一人が貢献額を選択できるよう試みています。貢献額の目安は:
- スカラーシップ(奨学生):2,000円〜3,500円未満(受講費の支援を受けている、経済的に困難な方向け)
- スタンダード(標準):3,500円〜5,000円(自分の受講費を自分で支払ってる、クラスを維持している)
- スポンサー(支援者):5,000円超〜8,000円(自分の受講費に加え、スカラーシップの受講者やヨガホーム の活動も支援してる)
- クラス後に、メールで献金の案内をします。一人一人の経済状況によって金額の価値も異なりますし、クラスから受け取る価値も違うと思いますので、上記の目安も参考に、「自分なりにクラスに貢献できた」と満足できる額を選択してください。献金とは別の貢献方法も併せて歓迎いたします。
- オンラインサンガは、希望するすべての方に、ご参加いただきたいと願っています。経済的な理由で上記の献金が難しいけれど参加したいという強い希望のある方は、事前にご連絡ください。お互いにサポートし合える方法を相談しましょう。
【NEW!!通年参加の特典】
- ①欠席時に動画受講可能:
今年から、参加者と双方向でのコミュニケーションをするスタイルをよりアップグレードしたいため、動画受講の受付はしないことにしました。ただし、通年参加で申込みいただいた方は、欠席の場合には後日の動画受講が可能です。クラス動画と講義資料をお送りします。お互いの実践から学ぶ合う場にするため、病気など不測事態は除き、できるだけ80%以上の出席で自分自身とサンガの実践を深めるサポートをお願いします。 - ②個人セッションの割引:
クラスに参加すると自分に必要な課題が浮き彫りになることがほとんどです。この課題に効果的に取り組みたい方は、個人セッションでサポートをします。今の生き方と自分の本当の願いを隔ている原因は、そのほどんどが潜在意識のトラウマと否定的な信念です。トラウマを癒し、新しい生き方を始めるサポートをします(別の内容も応相談)。特別料金は、1回75分10,000円(税込、通常15,000円)。講座受講期間中、月2回までこの料金で利用できます(土日の枠には限りがあるため先着順になりますがご了承ください)。それ以外の堀桃代の個人セッションは、案内はこちら>>
【注意事項】
- 怪我などの防止のため、クラスへの遅刻はご遠慮ください。
- 実践に支障をきたすような健康上の問題がある場合は、必ず医師の判断をあおぎ、承認を得てから参加してください。
- 無理な行いによって実践中に怪我や障害がおこる可能性を理解し、無理な行いは絶対に避けてください。万一怪我や障害が生じた場合、講師は責任を負いません。
- 双方向でコミュニケーションをとりながら進めるため、できるだけビデオはONでご参加をお願いします。難しい場合は、自分が落ち着けることを優先してください。
- 少人数制のクラスのため、申し込み後のキャンセルは、ご遠慮ください。開催日3日前からのキャンセルはキャンセル料(2,000円)を頂戴しますので、ご了承ください。
参加者の声(2021年の通年参加者)
Mさん(女性)「自分は(「も」ではなく)幸せになって良い」
①【クラスの満足度】<5/5:大変満足>
1回1回の「ヤマ・ニヤマ」の説明が大変分かりやすく、またそのテーマに沿ってヨガも実践でき、より理解が深まった。他の参加者の方の感想のシェアや、学んだ内容の資料、録画のご案内など、大変手厚い内容でした。
②【継続参加した理由】
最初はヨガクラスを探していて、オンラインで月1回なら運動のきっかけにもなるし・・・でした。それが参加してみて、内容が深く、とても今の私と連れ合いのRさんに響くものだったので、「月1回、この時間はオンラインサンガの参加しよう」と自然と2人で思いが一致しました。どうしても参加できない時もありましたが、それも含め、無理なく続けられたのも、参加できなくても次の回参加しようと思えたのは、ももさんが作ってくださる雰囲気と内容のおかげだったと思います。
③【クラスで印象的だったこと】
「まずは自分から。自分が幸せになることから」その意味から最初驚かされましたが、ヤマ・ニヤマの1つ1つの項目を回を重ねて学びながら、その意味の深さ・大切さがじんわりと深まっていったと思います。月に一度、自分と対話をするような時間、その時間を参加された方と共有できたことも、印象的でした。とても辛い時期にこのクラスに出逢えたことで、自分のことを少し大切にすることができたのは、最高のタイミングでした。
④【日常に起きた変化】
目に見える「変化」は自分ではわかりませんが、「その時・その時の自分」を前よりは大事にできたように思います。その時その時の自分の真の思いに関心を持って、寄り添えるようになってきたのも少し感じています。低空飛行の時も自分を責めるだけでなく、「今低空飛行なんだ~」とその時を味わえるように少しずつなってきたようにも思います。
⑤【クラスから人生に一番持ち帰りたいこと】
自分は「”も”ではなく」幸せになって良いということ、自分を大切にする意味。
⑥【講師へ】
ももさん、ご縁あって毎月ありがとうございました!いろいろとお世話になることが多く、申し訳ないと何度も思うことがありましたが・・・、いつも温かく接してくださり、本当にありがとうございました。自分を大事にすることを学べたこと、本当に宝物の日々でした!!
Sさん(女性)「自分の人生に愛を持って接していきたい」
①【クラスの満足度】<5/5 :大変満足>
講義プラス実践でより深く学び得る実感が深まったためです。
②【継続参加した理由】
数珠つなぎのようにより深まったものになると聞き、確実にそのように思ったため。
③【クラスで印象的だったこと】
ヨガをしている間に講義の内容がスーっと理解できること。頭では本当に分かっていないんだなと気付きました。
④【日常に起きた変化】
自分の思考が分かるようになってきました。自分には今これをしたい、など素直な感情を捉えることができるようになった。
⑤【クラスから人生に一番持ち帰りたいこと】
自分の人生に、愛を持って接していきたいと思いました。
⑧【講師へ】
ももさんいつも本当にありがとうございます。こんなに為になるヨガクラスはないです!
Rさん(男性)「自分を大切にすることを選択しやすくなる軸を持てた」
①【クラスの満足度】<5/5:大変満足>
これまでのヨガの実践を通した自分自身の今の立ち位置を確認し、今後に向けての展望が持てました。これまでの実践の意味が整理され、ヨガという営みの理解が深まるとともに、ますますその魅力を強く感じるようになったと思います。
②【継続参加した理由】
ヨガスートラに興味があり、学びたいと考えていたからです。座学ではなく実践付きという新鮮なコンセプトに惹かれました!
③【クラスで印象的だったこと】
アヒムサのところでしたか、奪わない、奪われないという部分がとても印象的でした。
日常生活で(主に稼業で)困難な相手にどこまで関与するかがとても悩ましく、べき論で道義的に正しいことをしようとすることで、自分自身が消耗するという葛藤を感じることが多くありましたが、いまは自分を大切にすることを選択しやすくなる軸を持てているように感じています。自分を大切にすることは、周りの人も大切にすること。当たり前だけど、とても大切な選択をする勇気を持ちやすくなりました。
④【日常に起きた変化】
3の回答に書いてしまいました。追加するならば、夫婦間に共通言語が増えたことで、パートナーが悩んでいることやモヤモヤしていることを、ヤマニヤマだとこういうことなんじゃないかな?と整理することで、実生活の中でヨガを意識することがより多くできるようになったと思います。これまでもクリパル的な目撃意識などは日常生活にも登場していましたが、より増えた気がします。
⑤【クラスから人生に一番持ち帰りたいこと】
ただ知識として学ぶだけではなく、それらを日常の中に落とし込んで、小さな具体的な実践や、実践しようとする意識を持っていたいと思います。
あと、タパスのロケットの映像が印象的でした。実践するのは実はとても大変なことなのだという意識を持ったことが、逆に力味を手放すことに繋がりました。
Kさん(女性)「ヨガや瞑想の学びを実生活に生かしていく方法を学べた」
①【クラスの満足度】<4/5:満足>
自身の実践(特に前半)が足りず理解が深まらなかった点で満足評価とさせていただいたのですが、内容は大満足でした(^^)
②【継続参加した理由】
当初の目的は自分の過食や身近な人の依存症の問題への学びとして、また、生き方の軸を学びたいという意図から参加させていただきました。
③【クラスで印象的だったこと】
○自分への労りと努力のバランスを学べた
アヒムサで痛みを我慢しようとする癖に気付き、その時々に自分が求めるエッジを選択できるようになり、それを土台として、タパスでは「努力の仕方」を知ることができました。(ロケットの喩えが響きました!)
以前は努力とは常に限界を越えて頑張る辛く苦しいもののイメージでした。自分を責めたり痛みを無視して、心身のバランスを崩した経験から、努力することが恐怖になり無気力になっていて、長年の課題でした。その原因となる自分の癖がわかり、恐怖心が取れたことは思いもよらぬギフトでした。
○ヨガや瞑想の学びを実生活に生かしていく方法を学べた
今回のヨガクラスやサンガで桃さんが大事にされている意図設定やジャーナルの意味が、継続参加することで体感できました!
④【日常に起きた変化】
○新しいチャレンジやお仕事に対して真剣に取り組めるようになってきた。逆に頑張りすぎている時は早めに気付き、改善できるようになった。
○ヨガ以外の学びでも、意図設定と統合を意識するようになった。
○以前は自分で頑張らねばと思っていましたが、出来ないことはサポートを求めることを覚えた。
⑤【クラスから人生に一番持ち帰りたいこと】
・意図設定を大事にしながら、より自身の変容を深めていきたい(この1年のヨガで学んだことを振り返りながら)
・結果が見えなくても継続する
・自力と他力のバランスを意識する
⑧【講師へ】
できる限りライブ参加で、連続で受講させていただいたことで、単発では気づけない大きな学びがあり、この10ヵ月間の実践の支えとなりました。
桃さんのこれまでの実践をシェアしてくださり、またこの実践の場を作ってくださり、本当に感謝です来年も開催されるようでしたら、ぜひ参加させていただきたいです。また、他の方もお時間が許すのであれば、学びが深まるので連続参加をおすすめしたいです(^^)