赤い羽根共同募金受配事業として、子育てサポーターぽれぽれの主催、YOGAHOME代表堀桃代の企画•講師で、菊川市在住のお母さんのためのヨガとシェアリングのサロンを、2021年6月より定期的に開催しています。

講師の堀桃代のプロフィールと、菊川ママヨガサロンの企画にいたった経緯を紹介します。

▼菊川ママヨガサロン(菊川市在住の未就園児の母親のみ対象)の詳細、お問い合わせ、申し込みは、下記の主催者サイト(子育てサポーターぽれぽれ)へお願いします。

※YOGAHOME掛川スタジオでは、現在、子連れ可能なクラスの定期開催はありません。小さな子供を持つお母さんは、夫に子供を託せる土曜日午前のクラスなどに参加されています。

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–⭐︎目次⭐︎——
①講師堀桃代のプロフィール
②子供ではなく、ママのための居場所をつくりたいー菊川ママヨガサロンの企画の経緯ー
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①企画・講師 堀桃代 プロフィール

  • ヨガホーム主宰、米国クリパルセンター公認ヨガ教師、フェニックス・ライジング・ヨガセラピー公認ヨガセラピスト
  • 東京大学大学院修了(国際協力学修士)
  • 2018年8月生まれの男の子の母

1979年横浜生まれ。

小学生のときに、アフリカの飢えた子供の写真をみて衝撃を受ける。その原体験から、学生時代は国際協力を専攻し、卒業後は環境NGOのベンチャー部門に勤務。

2009年、職場での対人関係の問題で、重度のトラウマ症状(PTSD)と鬱を発症し、6年間の療養生活の中で、ヨガとマインドフルネス瞑想の実践に出会う。

その後、ヨガ教師、ヨガセラピストとして、人を支援する立場で社会復帰。専門は、トラウマの癒しや鬱などの精神疾患からの回復支援。

2018年8月、39歳の誕生日に、横浜の助産院にて第一子となる男の子を出産

しかし、出産直後に重度の産後精神病を発症し、産後10日目に精神科に緊急入院する。

加療と育児のために、2018年9月末に生まれ育った横浜から夫の故郷の菊川市に転居。

2018年12月に退院する際、回復までに数年はかかると言われた希死念慮も含む重度の抑うつと不眠症状を、ヨガと瞑想の実践により半年で回復した

自然あふれる静岡での定住を決意し、2022年春に掛川市に、自宅を併設したヨガスタジオをオープン予定。

産後精神病の再発の可能性を考えて、第2子以降を諦めたという経緯があるため、育児中のお母さんや子どもたち向けのクラスを通して、子どもの健やかな成長に貢献したいと願っている。

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②メッセージ:子供ではなく、ママのための居場所をつくりたい

聞いてないよ〜!!育児がこんなに大変だったとは、、、

ヨガサロンに興味をもってくださり、ありがとうございます^^

毎日の育児の中で:

☑︎いつも気が張って、リラックスできない。
☑︎肩こり、腰痛、運動不足で、辛い。
☑︎自分の子育てが正しいのか、自信がなくなることがある。
☑︎「○○ちゃんのママ」だけでいることが、しんどくなることがある。

こんなことはありませんか?

かつての私は、当時は全部にチェックがつきました。

2018年8月に第一子となる息子を出産し、専業育児を始めましたが、いくら子供が可愛くて、愛していても、本当に辛かったです。。。

”テニスのダブルスの試合に、自分だけシングルで毎日出続けている感じ”

育児の何が大変なのか、その大変さの種類は、これまでの人生で経験したことがない感じでした。

もちろん、子供は可愛いし、愛しています

でも、1日中、子供の世話だけをして過ごすのは辛かったです。

ある時、育児の大変さをどう説明すればいいかを数日間考え続けたことがありました。笑 

そこで、「これだー!」と思いついたのは:

”テニスのダブルスの試合に、自分だけシングルで毎日出続けている感じ”

でした。いかがでしょうか。笑

いくらテニスが好きだとしても、ダブルスの試合に、自分だけがシングルで出続けている

24時間、365日です。

辛いですよね。。。

疲れるし、孤独だし、悲しいし、、、当然やりきれなくなります

でも、途中で止めることはできない。最愛の子どもの命がかかっていますから。

個人差はもちろんあると思いますが、

私の場合は、必死すぎて辛さにも気づけず、度々限界を超えて、夫や最愛の息子に当たってしまうこともありました。。。涙

辛いのは私のせいじゃない!心の支えになった科学的事実。

そんな時に、よく思い出したのは、出産直後に産後精神病を発症した際、育児の先輩である親友に勧められてみたNHKスペシャルママたちが非常事態?!最新科学で学ぶ日本の子育て/書籍版はこちら)から学んだこれらの科学的事実です:

  • 人類は、大人たちがコミュニティとして協力しあって子供を育てる「共同育児」によって進化・繁栄してきた
  • 人にサポートを求めながら、共同での育児を必要とするよう、出産後の母親には、「不安」や「孤独感」をより感じやすくなるホルモンが出ている。
  • 現在のように、子供と2人きりでの育児(「母親1人による孤育て」)や、それに近い状況というのは、人類500万年の歴史からして、人間の脳では対応できない過剰なストレス

いかがでしょうか。

かなりほっとしませんか?

「育児にストレスを感じても、私のせいじゃないんだ。当然のことなんだ。」

「育児が辛くても、子供への愛情が足らないわけはないんだ。過酷な環境にいるせいなんだ。」

と、思えるだけで、私は、とても救われました。

ということで、私は、育児が辛くても、自分や夫を責めることをやめて、できるだけ1人にならないように、1人にならない環境をつくるように工夫をして乗り越えてきました。

育児の大変さを、経験したことがない人にどう説明していいのか、ずっと考えていた時があったのですが。

子どもためでなく、育児中の母である私のための場づくり

そんな試行錯誤でできたのが、週1回の仲島サロンです。

コンセプトは、ママのためのお茶会/おしゃべり会です。

ママが自由におしゃべりして、リラックスできることが目的です。(子どもはあくまでおまけ 笑)

児童館で出会った息子と同じ歳の子供をもつ女性たちに声をかけ、2019年10月より私の自宅(仲島)で週1回集うことを始めました。

経験している方ならわかると思いますが、児童館や公園などで育児中のママに出会っても、あくまで子供の遊びが中心で、親はその付き添い。

親同士の会話も、子供中心になって、「私」がなかなか登場できませんでした。

私は児童館をよく利用しましたが、その時の「私」が抱えている一番話したいことや、聞きたいことは、なかなか話すことはできずに、どこかママ同士の関わりにも寂しさを感じていたんです。

共感してもらえるだけで、苦しみは半分にできる

仲島サロンを開いてみて感じたことは、

共感して話ができる仲間がいると、幸せは2倍に、苦しみは半分になるということ。

そして、育児の話は、やっぱり当事者同士(母親同士)で共感し合うことが、何よりも楽で効果的だということ。笑

というのも、それまで私は育児の大変さへの共感を夫に求めていました

菊川に引っ越してきて、友達もいかなったので、育児という新世界に放り込まれた私の人間関係は、家族だけだったからです。

しかし、いくら話しても話しても、全然理解されている感じがしなくて、とても孤独でした

仲島サロンで、やっと理解されたという感じがしました。

そして、私が感じていることを、このまま感じていてもいいんだと、安心できました。

そして、それまでその理解と共感を、夫に求めてきたのは、お互いにとって不幸だったと学びました。笑

ということで、仲島サロンという強力なサポートを得た私は、日々の育児にてんてこまいであることは変わらないけれど:

  • また今週も会って話せる
  • 私が悪いんじゃない
  • 私だけが大変なんじゃない
  • 仲間がいる

と思えるだけで日々の育児がぐっと精神的に楽になりました。

まさに、孤独から解放されたんです。

ママのための居場所をつくりたい!菊川ママヨガサロンへ

ご縁があって、子育てサポーターぽれぽれさんと出会うことができ、お母さんのためのヨガクラスをしてほしいとの依頼をいただきました。

すでに紹介した私の個人的な経験ももとにして、「ママのための安全な居場所」をコンセプトに、このヨガサロンの企画をさせてもらいました。

ヨガという素晴らしいツールを使って、育児中の体や心をケアする場にしてもらうことは、もちろんですが、継続して参加されると、「私自身が私にとっての最大の理解者になる」という力が身についてきます。

それは、何があっても、自分を肯定し、自分を優しく励ます力自分に対する慈悲-セルフコンパッション-)です。

こんな力があれば、大変な育児の日々も、人生も、もっと楽になると感じませんか^^?

また:

  • 子供の遊び中心ではなく、ママ中心の居場所が欲しい。
  • 児童館などでのママ友との付き合いはちょっと面倒だけど、1人でいるのも辛い。
  • 育児体験を、共感しあえる安全な場や仲間が欲しい。

という願いを持つ方たちにとって、日々の育児の精神的な拠り所にしてもらえる場に育てていけたらと願っています。

講師がサロン全体をファシリテートしますので、参加者同士のお気遣いも不要です。

お母さんの元気と幸せのエネルギーが、子どもにとっての何よりのいい栄養です。

自分のための時間を過ごしに、どうぞお一人(+お子様)で気軽に立ち寄ってください^^

心からお待ちしています。

参加予約&問い合わせ

未就園児がいるお母さんであれば、住む場所に関わらず、誰でも参加できます。

参加費は、500円(保険料など)です。

菊川ママヨガサロン(未就園児の母親が対象)の詳細、お問い合わせ、申し込みは、下記の主催者サイトへお願いします。

(外部の主催者サイトへ飛びます)

 

※YOGAHOME掛川スタジオでは、成人向けのクラスを定期開催しています。もし可能でしたら、お子様を預けて、自分のための時間もとりにきてください。

>>YOGAHOMEのクラス体験はこちら