私にとって、アーサナ(ポーズ)を実践する意味:瞑想指導トレーニングでの気づき

 

9/23-10/1まで9日間の瞑想指導トレーニング(クリパルヨガ教師300時間トレーニングの4つのモジュールの中の一つ。75時間)に参加してきました。

終了直後は、いろんな好転反応が起こり大変でもありましたが、やっと落ち着いて来たかもしれません。

いろいろシェアしたいことはありますが、このトレーニング期間中に、どうしてヨガポーズを練習するのか、特に、アドバンスアーサナを練習するのか、について私なりの新しい発見と意味を見いだせた機会があったので、シェアさせてもらいたいと思います。

そもそも、私は、身体を動かしたり鍛えたりすることがあまり好きでも得意でもなく、できれば避けたいという心の習性を持っています。子どもの頃からずっとそうでした。

クリパルヨガの実践では、ありのままに自分を観るという意識を養うこと(いわゆるマインドフルネスの実践)を重視しており、難しい上級ポーズをできるようになるために必死に練習を頑張るということは重視していない(と私は理解しているので)ので、そこにあぐらをかいてきた部分も否めません。

「そんな難しいポーズできるようにならなくたっていいじゃん!シンプルなポーズで充分に効果を実感出来るもん!大事なのは瞑想だよ!」

と。完全なる自己弁護ですが・・・。(笑)

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しかし、この9日間の瞑想のトレーニングの際には、アドバンス・アーサナ(上級ポーズ)の習得ももう一つのテーマとしてあり、毎日練習する機会に恵まれました。毎朝2時間近くのサーダナ(ヨガのポーズ中心のクラス)を受け続けました。

私は、身体の表面に筋肉に頼ってポーズをとる癖があり、体幹に委ねてポーズをとることが苦手です。特にアドバンス・アーサナでは、その癖の弊害が如実にポーズの安定感に影響するので、いよいよ本気で取り組む必要があると実感しました。

そのために、9日間の合宿生活を共にしたルームメートの3名のクリパルヨガティーチャー達にヘルプを求め、夜宿舎に戻ってから体幹の使い方の個人レッスンをじっくり受けました。

こちらがすばらしい先輩クリパルヨガティーチャーたち。
(写真左から、私、大倉美由紀さん(福岡)、いのまためぐみさん(茨城)、田中留亜さん(広島))

そして、その翌日の朝のサーダナでは、前夜の指導を元にして「コアに繋がりつづける」という意図をもって取り組みました。

すると、すごいことが私の内側で起こりました。前日までと同じポーズをとっていても、全く違った体感になりました。身体の安定感も、心の集中力も、身体強さも、呼吸やプラーナ(生命のエネルギー、気)の流れも。

いつもと違うやり方を試しているやりにくさはありますが、正しい方向性に向けて努力しているという充実感がありました。身体も心もどんどんイキイキとしていくのを感じました。

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そしてシャバアーサナ(リラクゼーション)の直前のクールダウンのような動き(仰向けになって両肩を床に落とした瞬間)から、身体の奥底にあった悲しみのような感情が溢れ出してきました。

その感情に注意を向けていくと、

「お母さん、寂しいよ。悲しいよ。」

という、幼少期の頃の感情だとはっきりと実感しました。

サーダナの終了後、その感情を充分に味わってケアしてプロセスしようと思い、しばらく一人で瞑想しました。

固まりのような大きな緊張が身体の表面にどっとあふれ出てきて、嗚咽のような大泣きが起こりました。

その感覚に身を委ね続けていると、次から次へと奧からどっとした悲しみがあふれ出てきます。

結構なボリュームの声で泣いていたと思いますが、ここは安全な場だからしっかり感じ取ろうと思い、起きて来るままにまかせました。(見守ってくれたサンガに感謝です)

しばらくして嗚咽が止まると、身体の中心(コアの辺り)から末端に向けて強いしびれのような感覚が起きました。奥底に溜まっていた緊張が解放されていくのを感じました。

解放を手助けしようと、手をぶらぶらゆすったり、呼吸を深めたり、いくつかのヨガのポーズを身体がおもむくままにしました。

これでプロセスが終わった、という実感がきたところで、瞑想を終えました。

とてもすっきりと清々しい気持になり、「新しい自分になった」と実感しました。

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自分の中にあるトラウマにつながるという感覚は、普段の瞑想やヨガの練習中にもありますが、ヨガアーサナの練習中に経験したものでは、今回が一番強いものでした。

この朝のサーダナでは、同じポーズをいつもと違うアプローチで意識的に取り組むことで、普段使われていない身体の奥深くの筋肉を使いました。

不活性で日常に参加していなかった私の身体の一部分(コア)が、ヨガのポーズを通じて、私の動きの一部として参加し、そこに意識と呼吸と向けていくことで、そこに滞っていたトラウマ・記憶が溶け出てきたのだと理解しています。

(これは、フェニックス・ライジング・ヨガセラピーのアプローチと同じことです)

アドバンスアーサナの実践は、基本的なポーズでは意識しないような身体の細部・深部にまでより繊細に意識を向けていくことになります。それが結果として、そこに記録されている自分の現実の一部を発見する手助けになるのだと理解しました。

改めて、私にとってのヨガのポーズを実践する意味、特にアドバンス・アーサナを実践する意味を実感しました。同時に、正しいアライメントと方向性、自分のエッジで取り組むことがとても重要なのだと感じました。

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米国クリパルセンターで長くヨガ指導を続けているベテラン教師、ヨガナンダの言葉を紹介します。

「ヨガとは、(筋肉の)ストレッチでもなく、強化でもない。エンゲージメント(参加させていくこと)だ。」

身体は自分がこの世界で生きるための「乗り物」(器)です。
身体には、自分のこれまで生きてきた記憶が、喜びも悲しみも、すべて記録されています。
そして、まだ出会ったことのない、自分の力や可能性、資源も眠っています。

様々なポーズを通して、自分から切り離された身体の部分部分を一つ一つエンゲージ(参加)させて、自分の存在に統合していくことで、自分の全存在に触れて、より本当の自分として生きていくことができるようになるのかもしれません。

身体は、自分の本当の姿にアプローチできる便利なツールだと改めて感じました。

そして、ヨガというツールのすばらしさは、自分の身体という器を積極的に人生に関わらせること、それを通して自分を理解し受け入れ、必要に応じて、ケアしたりチャレンジさせたりできることなのだと実感しました。

アドバンス・アーサナの練習も通しながら、もっともっと自分と親密になっていきたいです。自分の中にある苦しみを癒し、自分のもっている力や可能性を引き出すことができると思うから。

私にとっては、結構なエッジですが、この意図は持ち続けて、必要なサポートを探っていきたいです!

【トレーニングで一緒だった仲間へ】
シェアする機会もなかったので、この場をかりて御礼の気持をお伝えしたいです。安全な場を提供して、見守ってくれていて、ありがとうございました。おかげで波に乗り続けることができました。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

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(以下はお知らせです)

さて、今週末10月14日(土)は、ヨガのポーズのアプローチ(プレスポイント)に特化したワークショップを開催します。

・身体を通して、自分の可能性を引き出していくというのは、どういうことなのか。
・ヨガマットの上でのプレスポイントの実践が、日常生活や人生でどのように応用できるのか。
・ヨガのポーズの実践が、本来の自分に近づいていくための変容にどのように役立つのか。

通常のクラスでは触れられない特別な内容になっています。

ヨガの実践を、人生により活かしていくきっかけにぜひ活用してもらえたらと願って企画・準備しています。

まだ残席ありますので、興味のある方はぜひご参加ください。心からお待ちしています!

◎秋の特別ワークショップ
「内なるパワーを引き出す:クリパルヨガのプレスポイントとステージ1」
・日時:2017年10月14日(土)13:30-16:30
・会場:横浜市岩間市民プラザ3階地域交流室
    ↓詳細↓
https://coubic.com/horimomoyoga/378718

最後まで読んで下さりありがとうございました。

それでは、引き続き素敵な秋の毎日を。

 

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◎自分の中から答えを見つける、深く集中したサポート
【フェニックス・ライジング・ヨガセラピー・個人セッション】

ヨガ・マインドフルネス・心理学を融合させた最新のワーク。
身体を通して自分の全存在(心、身体、魂)に向き合い、答えを得ていきます。

今の課題と集中して向き合いたい人、より自由に自分らしく生きていきたい人。
トラウマ、鬱、不安などの症状を持っている方にもオススメ。

★モニター限定10回特別コースのクライアント募集中です!(11月まで)★
   ↓  ↓
http://m-yogahome.jp/yogatherapy/session/

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